どうも!国際利き酒師(取得中)のさしゅぽんです。
この記事では、僕自身が取得を進めている「国際利酒師」について、
取得体験記のような形で書いてみたいと思います。
その1では、
・そもそも利酒師って?取るとどんなメリットがあるの?
・”国際”利酒師とは?利酒師との違いは?
・どうやってなるの?お金はいくらかかる?
について書いていきます!
利酒師とは? ”日本酒提供・販売のプロフェッショナル”
”「日本酒の有効なセールスプロモーションの実行力」を身に着けるための資格です。”(引用元:https://kikisake-shi.jp/2020/11/26/about/)
と公式HPにあるように、日本酒提供・販売のプロフェッショナルとなるためのキャリアアップ、スキルアップに役立つ資格です。
受験を通して、具体的に以下のような内容を学ぶことが出来ます。
- 日本酒の原料、製法
- 日本酒の歴史
- テイスティングやペアリング
- セールスプロモーション方法 など
日本酒の基礎から提案・提供の方法まで広く学ぶことができるため、飲食店や酒販店で働いている人はもちろん、プライベートの場でも生かせるメリットのある資格です。
利酒師になるメリット
詳しくは公式サイトに記載があるので簡潔に記載しますが、以下のようなメリットが挙げられます。
- 日本酒の販売・提供企画の立案に知見を活かせる
- パーティーやイベント、接待の場等で知識を役立てておもてなしを行う事ができる
- 好みの日本酒を選び、ペアリングを考案して楽しむことが出来るようになる
実際に国際利き酒師取得のための勉強を行ってみた感想ですが、大まかな味わいの予想がつくようになり、ペアリングも考えられるようになってきたように感じています。
これだけでも利酒師の勉強をしてみて良かったなと感じています!
”国際”利酒師とは?
”国際唎酒師は、日本酒をお客様に外国語で、適切・的確に案内する「日本酒の提供・販売スペシャリスト」です。”(引用元:https://intl-kikisakeshi.jp/aboutkikisakeshi/)
と公式HPにあるように、国籍を問わず、諸外国の人に”外国語で”、”適切に”日本酒についての提案・提供ができる人材を指します。
シンプルに、利酒師の外国語版です。
必要となる知識やスキルは利酒師とほぼ同じですが、資格認定を受けるためにはすべて外国語で上記を行う必要があります。(当然ですが)
2021年5月現在、6つの言語での認定実績がありました。
- 英語
- 中国語
- 韓国語
- フランス語
- スペイン語
- ベトナム語
また、このうち日本国内で簡単に受講できるのは英語と中国語の2言語のようです。
21年5月現在コロナ過真っ只中ではありますが、コロナリスクが低下した際には日本を訪れたい外国人はたくさんいます。
新型コロナ終息後の旅行 行き先の人気 日本が1位https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200818/k10012572431000.html
個人的な見解ですが、近い将来、外国語の得意でない日本人であっても、訪日外国人に日本酒の魅力や日本酒にかかわる文化を伝えられるような人材は強く求められてくるのではないかと予想しています。
そういった意味でも、国際利酒師の取得は、アフターコロナを見越したスキルアップとして有用ではないでしょうか?
どうやってなるの?いくらかかる?
利酒師、国際利酒師になるには、以下の方法があります。
- 受験で取得
- 通信プログラムで取得
- 認定校/提携校で取得
受験で取得する
東京、大阪その他都市の試験会場で受験する方法です。
海外の会場の設定もあるようですが、21年5月現在予定が立っていないようです。
英語、中国語で受験できます。
通信プログラムで取得する
最短3か月かけ、教材で勉強するプログラムです。
月ごとに課題の回答を解答用紙に記入し、E-mailで送って添削を受けます。
全3回分あり、それぞれ添削してもらって結果が基準を超えていれば合格となります。
テイスティングの課題もあり、自分で用意した2種類の日本酒についてテイスティングシートを作成します!
僕はこれを選びました!
自分のペースで進められるのが良いですね
認定/提携校で取得で取得する
主に海外在住の方が取得する際の方法になります。
国際利酒師を認定する団体のSSI INTERNATIONALの認定/提携校で用意されているレッスンを受講し、そのまま試験も受験する、といった流れになります。
日本では、中目黒にある「語学堂」さんで最短2WEEK、全36Hのレッスン(推奨2~3ヶ月)がプログラムとして用意されています。https://gogakudo.jp/
いくらかかる?
- 受験:一般 25,000円 / FBO認定会員12,500円 *テキスト費を含まず **合格後認定料:5,000円(認定証書・認定章含む)
- 通信プログラム:一般 60,000円 FBO認定会員 30,000円(教材費および認定料・認定証書・認定章含む)
- 認定/提携校で取得:認定/提携校による(上記受験料+学習プログラム料金)
ちなみに、利酒師との比較表はこちらです。
利酒師 | 国際利酒師 | |||
受講料 | 認定料 入会金 初年度会費 | 受講料 | 認定料 | |
受験プログラム (利酒師:オンデマンド受講コース / 1日通学コース) | 58,800円 | 59,900円 | 25,000円 | 5,000円 |
通信プログラム | 78,400円 *1 | 59,900円 | 60,000円 | – |
2日間集中プログラム | 139,100円 | – | – | – |
eラーニングプログラム | 68,800円 *1 | 59,900円 | – | – |
利酒師に合格後はFBO認定会員となる事が必須なのですが、国際利酒師の入会は任意となっています。
見かけ上国際利酒師の方がかかる費用が安く見えますね。
ただし、FBO認定会員になると関連する資格の受講料・セミナー受講料が安くなったり、無料でセミナーを受講することもできますので、その辺りも考慮して検討するのがよいと思います。
語学力はどの程度必要?
実際に通信講座をやってみての感想ですが、
私はTOEIC600点台後半、仕事でたまに英語でメールのやりとりをするくらいの英語力ですが、わからない単語を辞書で調べながらテキストの読み取り、課題の作成が出来ています。
(今はDeepL等の高精度な翻訳サイトもありますしね!)
現在英語に自信の無い方でも、国際利酒師の受験を目的に英語学習を進めてみるのもよいかも知れないですね!
取得動機:僕の場合
僕の場合、シンプルに「日本酒について学びたかったから」というのが理由です。
そもそも、人より日本酒の事知ってるかな?くらいに思っていたのですが、意外と好みの味の日本酒を選ぶことが出来なかったりで、日本酒好きと自称するには知識が足りないな~と感じていました。
また、将来的に自分の好きなお酒が飲める店を作りたい!という気持ちもあり、取得しようと決めました。
取得前の気持ちはこんな感じですが、取得を進める中で感じたメリットもありますので、その辺りは今後の記事で書いていきたいと思います!
引き続き、よろしくお願いします!
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